スタッフインタビュー
先輩たちの声
Voices of seniors
Abe Yoichi
2020年入職
阿部 洋一
魚沼基幹病院救命救急センター派遣研修中
Sasaki Aya
2005年入職
佐々木 綾
慢性呼吸器疾患看護認定看護師取得
現在外来にて勤務
Naito Akina
2018年入職
内藤 亜希奈
2度の育児休暇を経て現在3西病棟勤務
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Q
どうして燕労災病院を就職先に選んだのですか?選んだきっかけを教えてください。
Aこの地域に引っ越して来るにあたって複数の病院で就職先を探していましたが、私は救急がやりたかったのでそれを条件に探していました。これから救急を担う県央基幹病院が建つということ、一般病棟での勤務経験がなかったので看護師のキャリアも積むことができる病院ということで燕労災病院を選びました。ありがたいことに就職後すぐ、今までの救急のキャリアを考慮してもらい魚沼基幹病院への派遣研修を提案してもらい現在に至ります。ここでの経験を県央基幹病院でも活かしたいと思います。
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Q
現在の勤務先と担当業務について教えてください。
A2020年4月に就職し、現在は魚沼基幹病院に派遣研修させてもらい地域救命救急センターで勤務しています。集中治療室とERが一緒になったようなところで両方に携わっています。魚沼基幹病院は三次救急をやっているので、重症疾患の方やショックバイタルの方、集中治療室に入ってくる際も呼吸器を付けた方など、日々、重症な患者さんが来られる現場で働いています。
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Q
阿部さんが県央基幹病院に期待していることは何ですか?
A新しい病院ということで、学んだり経験を積んだり、看護師としてキャリアアップができる病院になると思います。実際に今勤務している魚沼基幹病院でも向上心の高いスタッフが集まっていて、それが良い緊張感になっています。同じように県央基幹病院でも意識の高い人が集まってくれることを期待したいですね。
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Q
看護師という職業は、いつ頃からなろうと思ったのですか?
A中学生の頃に見た「ナースマン」というドラマを見て、男性でも看護師になれると知ったのがこの職業との出会いです。いざ働いてみれば男性看護師もたくさんいますが、当時は看護師といえば女性ばかりと思っていたので、とても新鮮だった覚えがあります。それから中学生の頃に職場見学で働いている方に触れ合う機会があり、そうしたこともきっかけとなりました。将来を決めたというよりは、自分もなれたらいいなとぼんやり憧れを抱くようになっていきました。
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Q
担当業務を具体的に教えてください。
A外来の看護師として、午前は医師の診療補助を中心に行っています。午後は、退院後の自宅訪問として患者さんのお宅へ伺ったり、病棟での臨床業務を行ったりしています。また、現在は外来で、救急車で来られた方や、急に具合の悪くなられた患者さんの対応も行っています。
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Q
後輩に対して、気を付けていることや意識していることはありますか?
A基本的に私は厳しい先輩だと思っています。やはり患者さんの命や健康に関わる仕事ですし、そこに不利益が出てはいけないと思いますので。そこは最低限にしつつ、各スタッフの良いところはきちんと見つけて伸ばしてあげたいと思っています。厳しいながらも良いところを褒めつつ、一緒に学ぶというスタンスを心がけています。
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Q
これから求職する方に向けて、燕労災病院はどのような病院か教えてください。
Aこの規模の病院で認定看護師10名というのはかなりスペシャリストの多い病院だと思います。同じ規模でもここまではいないと思います。またその認定看護師の分野も多岐にわたっていて、皮膚排泄、感染、緩和、心不全、がん化学療法…と、多分野の認定看護師がいます。それだけスタッフの向上心が高いことのあらわれだと思いますし、向上心を押し上げて保ってくれる病院なんだと思います。私自身、別の病院から来てそれは感じています。
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Q
燕労災病院、これからできる県央基幹病院。どんなキャリア形成ができると思いますか?
A燕労災病院には多分野の認定看護師がいて、すでに学びの機会は多いと思います。これに加えて、救急の機能を持つ県央基幹病院ができるとなれば、さらにスキルアップの環境も構築されていくと思います。燕労災病院よりもさらに多種の認定看護師の教育課程、たとえば集中、新生児、訪問看護などが取れるのではないでしょうか。そもそも新設の病院に関わることができるというのは看護師キャリアとしても良い経験になると思いますし、やはり新しい施設で働いてみたいですよね。
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Q
働く上で心掛けていることはどんなことですか?
Aもし自分の家族が入院したとして、看護師にどういう態度をとられたら嬉しいか?逆にどういう態度をとられたら嫌か?そういった基準でやるべきこととやってはいけないことを考えています。やはり人と人ですから。患者さんと関わっていくうちにその人が大切になってきますし、相手を知ることによって看護師としてできることを精一杯やりたいという気持ちが自然に湧いてくるものです。ただし一方的ではだめだと思うので、まずは患者さんの考えや思いを聞くことを大切にしています。
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Q
内藤さんは、出産を経験して復職されていますね。働く環境としていかがですか?
A私は出産を2回経験していますが、皆さんすごく優しく応援してくれて、理解の大きさを実感しました。産前産後休暇、育児休業いずれも取らせてもらいました。実際に私以外にも小さいお子さんがいる看護師は多くて、育休明けも復職のための研修があって、しっかりと指導してくださいます。夏休みもありますし、職場環境としてはとても満足しています。
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Q
就職活動中の方へ自分なりのアドバイスをお願いいたします。
A自分がどのような患者さんを対象にどのような看護をしたいのか明確にすると、就職活動のヒントになるのではないかと思います。私は高齢の患者さんの退院支援をやりたいと思っていましたし、その技術を学びたいという願望がありましたので、総合病院を考えて就職先を選びました。目標や目的を明確にすることで、やりがいにもなりますし頑張ることができる活力も見つけやすくなると思います。
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Q
今後、どんな看護師になりたいですか?
A患者さんとご家族の意思を大切にして、看護実践、退院支援をしていきたいと思います。若者だけでなく、高齢者も急性期医療が必要になっている時代です。高齢者の手術は、家族としても生活の不安や介護の難しさがあると思います。そういった面で可能な限り良い選択肢を提供できる看護師になりたいと思います。